vgimportclone ではまり。(CentOS 5.6 )

CentOS 5.6 で、内蔵ハードディスク(/dev/sda)上にある LVMパーティションのバックアップを外付けUSBハードディスク(/dev/sdc)に取得しようとして、以下の手順でやりました。

1. 外付けハードディスクのパーティション作成(2TByteのディスクなので parted を使用)

# parted /dev/sdc

2. dd コマンドで内蔵ディスクのパーティションを外付けにコピー

# dd if=/dev/sda5 of=/dev/sdc3 bs=1048576
# dd if=/dev/sda6 of=/dev/sdc4 bs=1048576

3. pvdisplay で確認。(PV UUID重複表示)
dd コマンドでコピーするとPV の UUIDまでコピーされてしまうので当然でる。

# pvdisplay -c
Found duplicate PV kpMxYIVredtV2Fi7oe5nKbmWBWO01w2A: using /dev/sdc3 not /dev/sda5
Found duplicate PV ir46qAWDfV5KaefqMQQIhObfP0w5MM36: using /dev/sdc4 not /dev/sda6


4. ここで、vgimportclone コマンドでPV UUID とVGNAMEの変更をしようとしたがエラー。

# vgimportclone /dev/sdc3 /dev/sdc4
Fatal: /dev/sdc3 is not in a VG.
#

あらま!
調べてみるとバグっぽい!!

Bug 697959

lvm2-2.02.84-3.el5 のバージョンで修正されている。
rpmコマンドで調べてみると、

# rpm -qa | grep lvm2
lvm2-2.02.74-5.el5_6.1
#

CentOS 5.6 の標準リポジトリに入っているもはバグ未対応でした。

lvm2と依存している上記のパッケージをpbone.net から取得して入れたところ、見事に解決です。

device-mapper-event-1.02.63-4.el5
device-mapper-1.02.63-4.el5
lvm2-2.02.84-6.el5_7

 

はまった~。けど解決できてよかった。

 

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